白衣授与式
医歯薬の分野には欠かせない白衣。その白衣には様々なメーカーがありデザインがあり形がありますが、学生が初めて白衣に腕を通すときのイベントとして、白衣授与式というものがあります。これは、薬科大学や薬学部、つまり将来薬剤師になるために学んでいる学生たちが学ぶところですが、ここでは白衣授与式を行う大学や学部が多いです。毎年5年生になる学生を対象として行います。4年生から5年生に進級するための共用試験に合格したものだけが受け取ることが出来ます。大学によっても違いますが、3~5月に行われることが多いようです。これは、5年生になると調剤薬局や薬局で長期の実習があるので、その前に薬剤師としての自覚を学生に持ってもらうために行うという目的もあります。自分の大学名が刺繍された白衣を来ると、確かに身が引き締まる思いになるのは想像に難くありません。
薬剤師は4対6で女性の比率が多く、実際労働条件は残業なし・土日祝日は休み・パートでも働けるなど、女性が働きやすい環境の場合が多いです。平均年収も550万円近くなるので、女性が稼げる職業のひとつです。
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しかし、近年では続々と薬学部や薬科大学が新設されており、2027年までに供給数が需要を上回ると予想されています。そうなると、国としても大学の定員を削減したり試験の難易度を上げたり様々な策を練ることになるかもしれませんが、そうは言っても必要とされる分野なので、これからもさらに発展していくことでしょう。